地球社会基盤学類（地球惑星科学コース）の卒業生の進路には大きく分けて、大学院進学と就職の2通りの道があります。前身の自然システム学類地球学コースでは、例年卒業生のうち約80%の学生が大学院に進学します。大学院へ進学する学生の殆どは博士前期課程の地球環境学コースに進学しますが、他大学の大学院に進学する学生もいます。就職する場合は企業への就職が一般的ですが、その他には公務員や教員免許を取得し教職に就く学生も例年います。
自然システム学専攻（地球環境学コース）修了生の多くは就職し、その専門性を生かした地質・環境、資源・エネルギーの仕事の他にもソフトウェア開発などのIT関連企業、製造業、サービス業、印刷出版業など多岐に渡ります。公務員や教職に就く修了生もいます。研究者を目指す学生は、博士後期課程の自然システム学専攻に進学します。
主な就職先
- 地質・環境
- 応用地質、日本工営、アジア航測、北電技術コンサルタント、ホクコク地水 など
- 資源・エネルギー
- 国際石油開発帝石、伊藤忠石油開発、出光興産、JX日鉱日石金属、三菱マテリアルテクノ、北陸電力、関西電力、日本海ガス、日本原燃 など
- 情報
- 富士通FIP、トヨタコミュニケーションズ、三菱スペース・ソフトウェア、SCSK、PFUソフトウェア など
- 通信
- ウェザーニューズ、北陸放送、北國新聞 など
- 材料
- 京セラ、住友ゴム など
- 製造
- トヨタ自動車、TOTO、YKK、三共立山 など
- 建設
- 大林組、大成建設 など
- 食料品
- ブルボン など
- 金融
- 北陸銀行 など
- 公務員
- 気象庁、石川県庁、富山県庁、愛知県庁、金沢市役所、長野市役所 など
- 教員
- 金沢大学、石川県、富山県、福井県、金沢市 など
- その他
- 宇宙航空研究開発機構、金沢大学、名古屋大学 など
- 学位：学士（理学）
- 資格：中学校教諭一種（理科）、高等学校教諭一種（理科）
