告知が遅くなってしまいましたが昨日（2021.8.9）からWebオープンキャンパス実施中です！
録画コンテンツはいつでも見られるのですが，リアルタイム配信は明日（2021.8.11）が最終日です．
明日の地球社会基盤学類のリアルタイム配信企画は，2021年8月11日（水)10時45分から11時20分までの40分間です．
内容は「おしゃべり地球社会基盤学類：学生に聞く生活・学業・課外活動 パート2！」
3名の学生に集まってもらって地球社会基盤学類での学びや金沢での生活など，いろいろなことをざっくばらんに話してもらいます．
申込は当日でも可能ですが入力項目が多いのでお早めに！
申込サイト：https://campusvisit.w3.kanazawa-u.ac.jp/
常時配信の地球社会基盤学類関係の動画は以下にアップされています．
https://campusvisit.w3.kanazawa-u.ac.jp/school_geo.html
地震学研究室の中本敬大さん（2019年度修了）、平松良浩教授、構造岩石学研究室の水上知行助教らは、豊後水道周辺での長期的スロースリップイベントに伴う深部低周波微動の波形を解析し、その特徴的振幅（モーメントレートに比例）の時空間変化から、特徴的振幅は微動パッチの強度を反映し、長期的SSEに伴う流体の移動による強度変化が特徴的振幅の変化として表れていることを明らかにしました。
これは沈み込み帯のプレート境界面遷移領域で発生する長期的スロースリップイベントと深部低周波微動の関係性について新たな発見であり、沈み込み帯での複雑なすべり現象の理解に寄与するものです。
雑誌名：Journal of Geophysical Research: Solid Earth
論文名：Variations in the characteristic amplitude of tectonic tremor induced by long-term slow slip events
著者名：Keita Nakamoto, Yoshihiro Hiramatsu, Takanori Matsuzawa, Tomoyuki Mizukami
論文は こちら（出版社のページ）
令和２年度卒業式および修了式（正式には学位記・修了証書授与式）が令和３年３月２２日に，新型コロナウィルス感染症への対策などで変則的な形式でしたが，無事に執り行われました．
皆さん，卒業・修了おめでとうございました！
全学での学位記・修了証書授与式のあと，各コースで学位記・修了証の伝達式が実施されました．最後に一瞬マスクをとって記念撮影．久々に皆さんの顔を拝見できました．皆さんとても晴れやかな顔です．
特にこの一年は感染症の影響で思うような研究活動が実施できず，また，仲間や教員とのコミュニケーションもとりにくい状況であったと思いますが，とても立派な研究成果をまとめられたと思います．
進学・就職などのそれぞれの新しい道で成功されることを祈念しています．おめでとうございました．
本年３月末の奥野正幸教授（鉱物•結晶学グループ）のご退職に伴う記念行事として標記最終講義を開催致します。
みなさま奮ってご参集ください。
最終講義タイトル：「私は何をしてきたのか、これから何処へ向うのか？」
日時：2021年3月16日（火曜日）17:00 より
場所：自然科学研究科二号館自然システム学系長室（2B228室、二号館Bブロック二階研究エリア内）
会場直近の研究エリア内入り口は 30 分前から解錠されます。また、オンラインでの配信を同時に実施します。
オンライン配信には Webex を使用します。
https://www.webex.com/ja/index.html
動画（ウエブキャスト）は以下のURLで配信される予定です
Primary
https://knzw-univ.webex.com/knzw-univ/j.php?MTID=mc8510b6b79575fd2a2cf7596867a646c
（直接接続のためのミーティング番号とパスワード：165 878 2083、pass: chikyu）
Secondary (backup)
https://knzw-univ.webex.com/knzw-univ-jp/j.php?MTID=m2c21eb40f648278ce2ad9614bc1e40c8
参加できないけど、コメントいただける場合は、連絡ください。
連絡先 森下知晃 地球惑星科学コース長 moripta@staff.kanazawa-u.ac.jp
地震学研究室の中本敬大さん（2019年度修了）、平松良浩教授らは、産総研との共同研究として、深部低周波微動の放射エネルギーの時空間分布から、紀伊半島北部で発生したETSイベントは共通した高放射エネルギー領域が存在すること、その高放射エネルギー領域の階層的な破壊によりETSイベントの成長過程が支配されていること、また、ETSイベントの初期部分の成長過程から最終的なETSイベントの大きさは決まらないことを明らかにしました。
これは沈み込み帯のプレート境界面遷移領域で発生するスロー地震の発生過程を理解する上で重要な発見であり、その浅部側で発生する巨大地震の発生過程の解明に寄与するものです。
雑誌名：Earth, Planets and Space
論文名：Cascading rupture of patches of high seismic energy release controls the growth process of episodic tremor and slip events
著者名：Keita Nakamoto, Yoshihiro Hiramatsu, Takahiko Uchide, Kazutoshi Imanishi
論文は こちら（出版社のページ）
白山手取川ジオパーク学術研究助成を受けた森下研究室B4の若園さんの研究発表「白山市角閃石かんらん岩中のジルコン U-Pb 年代測定」が「水の旅学特別編」として白山市民交流センターで行われました。
まだ日本が大陸の一部であった時代における、東アジアの中での白山地域の位置付けを明らかにするための貴重な研究結果でした。
2019年に大学院修士課程（博士前期課程）を修了して出版業に就職された鈴木さんへのインタビュー動画を公開しました．
Youtubeへのリンク：https://youtu.be/gzeE4BhIRvc
地球惑星科学コースの森下教授による公開講座です．
我々にとってそこにあって当然の存在である日本海。しかし，地球の歴史的には最近（2000 万年前ほど）でき始めた新しい海です。日本海が形成される前はどのような環境だったのか？日本海が形成されるとはどういうことか？日本海と太平洋の違いとは？まだまだわからないことがあります。
そして，日本海の形成には，想像を絶する火山活動が伴っていたと考えられています。これらに伴って，金属資源（元素の濃集）や，柔らかい土（粘土）が形成されたと考えられています。日本海が生まれた結果，我々の文化に影響を与えた地質学的な背景が構築されたわけです。
日本海形成前の日本，形成で何が起きたのかを学習しながら，地質学が文化に与えた影響などを想像できる時間にしたいと思います。
お申し込みはhttps://open-learning.crc.kanazawa-u.ac.jp/kouza/287/detailからお申し込みください．
令和3年度（2021年度）のKUGS特別入試（推薦入試など）の募集要項が公開されました．
KUGS特別入試は金沢大学の各学域（学部のようなもの）や学類（学科のようなもの）ごとに様々な推薦入試や特別選抜があります．
地球惑星科学コースでは，コース独自の特別入試を行います．
詳細は募集要項をご覧ください．
また，あわせてコース独自のKUGS特別入試についてのチラシもご覧ください．
